※計算式が登場しますが覚える必要はありません。
まとめ
速度差はゲーム内の説明のように、序盤は前脚質が速く終盤は後脚質が速いです。ただし差しと追込の差は小さいです。
加速度にも一応差がありますが、基準目標速度に対応したバランスになっています。
掛かるとポジションキープ判定に使われる脚質が変わる場合がありますが、スキル発動や基準目標速度には関係ありません。
脚質と速度差
ウマ娘には基準速度というものがあり、これは距離によって決まります。
基準速度[m/s] = 20.0 – (コース距離[m] – 2000) / 1000
この基準速度と脚質係数などを使って基準目標速度を決めます。これがウマ娘が実際に走る際のおおよその速度になります。
[序盤、中盤]
基準目標速度[m/s] = 基準速度[m/s] × 脚質係数 + (補正賢さ値における乱数 × 基準速度)
[終盤]
基準目標速度[m/s] = 基準速度[m/s] × 脚質係数 + (補正賢さ値における乱数 × 基準速度) + sqrt(500.0 × 補正スピード値) × 距離適性係数 × 0.002
※距離適性係数:S 1.05、A 1、B 0.9、C 0.8、D 0.6、E 0.4、F 0.2、G 0.1
脚質 | 序盤 | 中盤 | 終盤 |
---|---|---|---|
大逃げ | 1.063 | 0.962 | 0.95 |
逃げ | 1.0 | 0.98 | 0.962 |
先行 | 0.978 | 0.991 | 0.975 |
差し | 0.938 | 0.998 | 0.994 |
追込 | 0.931 | 1.0 | 1.0 |
ゲーム内の説明通り、序盤は前脚質が終盤は後脚質が速くなっていることが表から分かります。
注目するべきポイントは差しと追込の差が小さいことです。レースの序中盤で差しと追込の位置取りがあまり変わらなかったりするのはこれが原因の一つです。
個人的には差し追込は脚質差が小さいため有効なスキルがある方を使えば良いと考えています。
ただしポジションキープの面では少し異なります。これについてはこちらで解説しています。
脚質と加速度差
速度と同じように加速度にも脚質差が存在します。
序盤 | 中盤 | 終盤 | |
大逃げ | 1.17 | 0.94 | 0.956 |
逃げ | 1.0 | 1.0 | 0.996 |
先行 | 0.985 | 1.0 | 0.996 |
差し | 0.975 | 1.0 | 1.0 |
追込 | 0.945 | 1.0 | 0.997 |
※参考:バ場適正 S=1.05
それぞれ基準目標速度に応じたバランスですので特に脚質格差は無いと考えられます。
掛かった際の違い
掛かっている間、元々選択していた脚質によって異なったポジションキープ判定が行われます。
- 大逃げ & 逃げ
スピードアップモードになる。 - 先行
逃げとして扱われる。 - 差し
75%で逃げ、25%で先行として扱われる。 - 追込
70%で逃げ、20%で先行、10%で差しとして扱われる。
脚質が変わるのは一時的なもので掛かりが終わると元の脚質に戻ります。また脚質が変わっている間も発動するスキルや基準目標速度は元の脚質のままです。
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